こんにちは。ミヤモンです。
今回は、仕事をする上での自分のアピールポイントや長所がいまいちうまく話せない僕が、
「ストレングス・ファインダー」という自己分析ツールを受けてみた結果や感想について書いていきます。
自分の強みが分からない・・
良い自己分析ツールはないかな
今の仕事が自分に合っていなくて辛い
もっと自分の強みを活かして活躍したい
このような方は是非一度「ストレングス・ファインダー」を受けてみることをお勧めします。
自分でも気づかなかったような資質や強みを見つけることができるので、
今後のキャリア選択や日ごろの振り返りにも必ず役立ちますよ。
ストレングス・ファインダーとは
177個の質問に答えることで、「活発性」「目標志向」「責任感」「アレンジ」といった34の資質の中から、自分の強みとなる5つの資質を導き出してくれる自己分析ツールです。
アメリカのコンサルティング会社、「ギャラップ社」が開発したものであり、個人の強みを様々な角度から抽出しています。
自分の価値観や、日頃の行動、考え方などについての質問に答えることで自分でも気づいていなかった才能に気づくことができるのです。
強み(常に完璧に近い成果を生み出す能力)
=才能(頻繁に繰り返す思考、感情、行動パターン)
×投資(練習やスキル開発、知識を身に着けるためにかける時間)
(さあ、才能に目覚めよう 新版 p23)
仕事で周りの人より大きな成果を出したり、充実感に満たされた状態で働くには
自分の才能に気づき、それを活かせる仕事に就くことが最も重要です。
自分の短所に目を向け改善することも大切ですが、
本来の才能を伸ばしていった方が何倍も速く成長できますよね。
そして、自分の才能に気づくのは早ければ早いほどいいのです。
上の公式の通り、
才能に対して時間やお金を投資するほどそれが自分の強みになり、仕事でより大きな成果が生み出せるようになるからです。
10代や20代のうちから自分の才能に気づければ、数年後に大きな武器になっているはず!
ストレングス・ファインダーの受け方
もっとも一般的なのは、
トム・ラス 古屋博子訳『さあ、才能に目覚めよう 新版』(日本経済新聞出版)
というアクセスコード付きの本を買って受ける方法です。
本の中では、自分の上位5つの資質以外にも
34の資質すべてについての解説が書いてあるため、自分に当てはまるもの以外についても理解を深めることができます。
何よりこんな資質や活かし方があるのかと、読んでいるだけでワクワクしてきます。
周りの方に当てはめて、「この人はこんな資質がありそうだな」とか考えるのも
面白いですよね。
受ける際は、ストレングス・ファインダーのサイトで、本に記載されているアクセスコードを入力することで受けることができるのですが、一つのコードにつき一回までしか受けることができません。
本を購入する際は中古ではなく必ず新品で手に入れましょう。
ミヤモンの5つの資質
1 回復思考
回復思考とは
- 現状を分析し、原因を突き止め、解決策を見出すといった問題解決を楽しむ
- 物事を修復したり、組織を立て直すといったように本来あるべき状態へ回復させることに魅力を感じる
といった資質だそうです。
組織の課題を解決するコンサルタントやトライアンドエラーを繰り返すプログラマーなどの仕事にやりがいを見出せるようです。
今まで自分ではあまり感じてこなかったのですが、言われてみれば思い当たる点があるなという感じですね。
例えば僕は以前携帯販売の仕事をしていましたが、
最もやりがいを感じるのは成約できた時よりも、お客様の不安や悩みを解決できた時なんです。
スマホの操作方法が分からない、どこかいじってしまって画面が戻らなくなったなど
小さいことかもしれませんがお客様の抱えている不安を取り除き、感謝されたときが一番嬉しいんですよね。
2 責任感
- やるといったことは何でもやり遂げようとし、やり終えるまで心理的に拘束される
- 約束を果たせないときは何らかの形で埋め合わせをしないと気が済まない
これに関しては納得でした。
これまでも就職活動の時など自己分析ツールを使ったことがありましたが、すべてのツールで責任感という強みが出ていました。
確かに自分に与えられた仕事とかは自分の力でやり遂げないと気が済まないですし、
もしそれが自分の能力不足とかでできなかったとき、他の人に対して申し訳なさ過ぎて
自分を責めることがめちゃくちゃ多いです。
頼まれたこと一つ満足にできないなんて、自分はなんて無能なんだ・・・
自分にできることがあれば何でもやりたい、
少しでも周りの人の役に立ちたいという思いが人一倍強いんですよね。
ただ自分が周りの人の役に立てないというのが不甲斐ないだけなのかもしれませんが。
責任感については、どんな仕事をする際にも必ず役に立つ大きな資質です。
周りの人からの信用にもつながりますし、仕事を任せてもらえることも増えるでしょう。
3 分析思考
感情よりも、データやパターンなど客観的・規則的な情報を元に物事を判断する資質です。
マーケティングや金融、データベース管理の仕事などに向いているそうです。
確かに、集めたデータをもとにしてそこからどんな情報が得られるかとか、要因を考えるのは好きかもしれないです。
大学時代は社会学のゼミに入っていたので、
卒論のためにアンケート調査をやりましたが、集めたデータを分析して自分の仮説を導き出せた時
めちゃくちゃやりがいを感じたのを覚えています。
営業の仕事をしていた時も、相手に提案する前にはリサーチを入念に行い、
根拠を持ってからじゃないと自信もって提案できないようなタイプでした。
自分自身も明確な数字とかで示してもらえた方が素直に信用できます。
この資質を仕事で活かすなら数字やデータと向き合い、とことん考える環境で働くべきかもしれないですね。
4 成長促進
他の人の潜在的な可能性を信じ、その能力を伸ばすことに満足感を感じる資質だそうです。
教師やコーチなど人に何かを教えたりする立場の仕事にやりがいを感じるようです。
正直あまり自覚はなかったですね。
もちろん周りの人の成長を感じるのはうれしいですが、
自分の手で誰かを成長させるという経験はあまりなかったかかもしれません。
あくまで自分の考え方や価値観に基づいた強みではあるので、もしかしたら自分の中には人の成長や変化を促すことに喜びを感じる気質があるのかもしれません。
今回ストレングス・ファインダーを受けた中で一番意外な気づきでした。
5 公平性
バランスを重視する。
誰かが特別扱いされる環境を嫌い、明確な基準のもとで誰もが平等である環境をつくることで人々は最高の働きをすると信じている。
チームのリーダーや公務員などに向いているといえそうですね。
陰ながら集団を支えてくれている人とか努力している人を見ると、
もっと評価されるべきなんじゃないかと感じることは多いですね。
逆に理不尽さを感じると納得いかないことも多いです。
相手の立場によって大きく態度を変える人とか、
本当はその人の実績なのに横取りして自分の実績にする人とかみるとモヤモヤしますね。
まとめ
以上、僕のストレングス・ファインダーを受けた結果について書かせていただきました。
自分にはこんな資質もあったのかと感じるものもあれば、
納得のいくものもあり、自分を見つめ直すいいきっかけになりました。
普段仕事をしていても自分の強みとかどんな価値観で働いているかとかを
考える機会ってなかなかないと思うんですよね。
ストレングス・ファインダーを受けることによって、
「確かにそういう一面あるな」って気づけるだけで、
「仕事にどうやって活かそうか」「今の仕事は自分に向いていないのではないか」
とかいろいろ考えられるのではないでしょうか。
ちなみに僕は、今回の結果を見て以前の携帯販売員の仕事は意外と自分の強みを活かせているのかと感じました。
ほかにも僕の上位5つの資質を見ると、
データなどを活用して課題解決ができるような仕事の方がやりがいを感じるのかもしれないと感じたり。
今後のキャリア選択をするうえでも判断の基準にできそうですね。
自分の強みが分からない、今の仕事が自分に適しているのか疑問に感じている方などは、一度ストレングス・ファインダーを受けてみることをお勧めします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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