こんにちは、ミヤモンです。
今回は飽き性な人の強みや、向いている仕事について解説していきます。
飽きっぽくて仕事が続かない・・
これまで、継続して取り組めたことが無い・・
はじめのうちはやる気があるけど、次第に飽きてきちゃって転職を繰り返してしまう・・
このような悩みを持つ方は是非参考にしてみてください。
飽き性で物事が長続きしない人は、
「忍耐力が無い」「専門性が身につきにくい」
などネガティブイメージを持たれやすいですが、
「好奇心旺盛で失敗を恐れない」「行動力や挑戦意欲がある」
など、そのフットワークの軽さを活かせる仕事に就くことで、非常に高いモチベーションを維持できます。
早速解説していきます。
飽き性な人におすすめの仕事
飽き性な人におすすめな仕事の特徴として以下のようなものがあります。
・日々変化が求められる仕事
・これまでのやり方にとらわれない柔軟性が求められる仕事
・流行り廃りが激しい仕事
・創意工夫によって成果が出せる仕事
・クリエイティブな仕事
・働く場所や時間がある程度自由な仕事
・個人の裁量が大きい仕事
・どんどん新しい知識を吸収することで自らの市場価値が上がっていく仕事
・様々な人とかかわる仕事
飽き性な人は、ルーチンワークのような同じことを毎日繰り返すのは退屈を感じますが、
変化や新鮮さを感じることができたり、幅広い知識や考え方が必要な仕事で成果を出しやすいといえます。
具体的な仕事は以下のようなものが挙げられます。
1 営業職
顧客に対して、自社商材を使った課題解決を行う営業職は、飽き性に向いているといえます。
理由としては以下の通りです。
・日々様々なクライアントとかかわる
・仕事の進め方をある程度コントロールできる
・相手の課題に対して柔軟に提案方法を変えられる
・自分の力量に合わせて目標を変えられる
・外回りや出張が多い
営業職は日々初めましての方とかかわることも多く、柔軟性が求められます。
また、仕事をする上での目標も一度達成して終わりではなく、次はさらに高い目標を設定することで、
さらなる変化をつけていくことができます。
営業職の中には
「有形商材か無形商材か」
「法人営業か個人営業か」
「インバウンドかアウトバウンドか」
など会社によって種類がいくつかあります。
飽き性な人に特におすすめなのは無形商材の営業職です。
「ウェブ広告」や「業務支援ツール」「人材」「スクールの勧誘」など、
形のないものを提案する方法は、顧客の課題やニーズに合わせて柔軟に切り口を変えられます。
相手に合わせた柔軟なコミュニケーションや提案を行える無形商材の営業であれば、飽きることも少なく、
また、転職先の幅が広げやすいというメリットもあります。
2 マーケティング
「どうすればモノやサービスが売れるか」の仕組みを考えるマーケティングの仕事も飽き性な人に向いています。
理由は以下の通りです。
・変化が激しく、常に最新の知識を取り入れていかなければいけない
・既存のやり方にこだわらない
・幅広くアンテナを巡らせる必要がある
・今後もニーズが高く市場価値が上がりやすい
・働く場所や時間が自由な会社が多い
・行動と改善のサイクルを回し続ける必要がある
・失敗を恐れず挑戦できる
最近ではSNSや動画、検索エンジンなどを駆使してマーケティングを行う「ウェブマーケティング」の需要も一気に高まっており、非常に将来性のある仕事です。
またウェブの世界は非常に変化が早いです。
これまで通用していた手法が急に通用しなくなるなんてこともあります。
そのため、最新のトレンドや情報をいち早くキャッチできる情報収集力が求められます。
従来までのやり方にとらわれないフレキシブルで新しいものをどんどん取り入れる働き方は、飽き性な人にとって非常に魅力的といえるでしょう。
しかし、注意点もあります。
マーケティングは決まったやり方が無いため、「これをやれば成功」というような正解がありません。
そのため、成果が出るまで粘り強く、こつこつ数字と向き合う場面が多いです。
「即効性が欲しい」「粘り強く取り組むのは飽きる」
という人は、慎重に検討することをお勧めします。
3 コンサルタント
その道の専門家として企業や個人に対してアドバイスを行うコンサルタントも飽き性な人に向いています。
理由は以下の通りです。
・幅広い知識と経験が求められる
・常に最新の情報をキャッチしなければいけない
・個人の裁量が大きくフレキシブルな働き方ができる
・独立や転職がしやすい
・専門分野以外のことも好奇心をもって学習できる人が向いている
・様々な人の課題解決に携われる
コンサルタントと一口に言ってもその種類は、
「ウェブ」「経営」「IT」「採用」「人事」「キャリア」など
幅広いです。
それぞれの分野の専門家として頼られるのがコンサルタントであるため、
その分野に精通していることはもちろん、ほかの分野の知識も知っていることでより柔軟な提案が行えるようになります。
そのため、学べば学ぶほど自分のできる業務や裁量を高めることができ、常に新鮮さを感じながら働けるでしょう。
また、コンサルタントとしてある程度経験や知識があれば、
独立なども視野に入れることができより自由度の高い仕事ができるでしょう。
4 接客業(特に販売)
毎日多くの人とかかわる接客業も向いているといえます。
理由は以下の通りです。
・人とかかわる機会が多い
・店長やマネージャーなど役職が上がれば裁量も大きくなる
・クレーム対応など柔軟に対応しなければならない場面が多い
・マルチタスクを求められる
接客の仕事は、毎日多くの人とかかわる仕事です。
また、時にはクレームを受けたり、新商品が出たらその商品知識をつけたりとメリハリのある仕事でもあります。
そのため、毎日同じことだけの繰り返しではなく、柔軟に対応・変化できる人が向いているのです。
接客の中でも特に販売の仕事は向いているといえます。
例えば「アパレル」「携帯」「コスメ」などの販売です。
これらは、ただ物を売るだけでなくお客様のニーズに合わせて提案をする必要があります。
一人一人のお客様に対して、様々な切り口から自分なりの接客ができるため、
飽き性な人にとっても毎日新鮮な経験ができるのではないでしょうか。
5 ITエンジニア・プログラマ
日々新しい技術の習得が求められるエンジニアやプログラマも向いています。
理由は以下の通りです。
・IT業界は変化が激しい
・常に新しいことを勉強し続ける必要がある
・最新のトレンドや業界の動向をキャッチする必要がある
・働く場所や時間の自由度が高い
・裁量が大きい
・市場価値が上がりやすく、転職先も困らない
エンジニアやプログラマは今後さらに人材ニーズが拡大していきます。
そのため、経験や知識を積み重ねることで自分の市場価値をどんどん上げていくことができます。
専門性があれば独立して柔軟な働き方もできますし、
転職する際も、就職先には困りづらいでしょう。
また会社によっては、プロジェクト単位で携わる仕事や求められる知識が変わることもあります。
そのため、広く浅く様々な知識をつけることもでき、飽き性な人も新鮮さをもって働き続けられるのではないでしょうか。
6 ECサイト運用
ECとはElectronic Commerceの頭文字を取った言葉で、電子商取引の総称を指す言葉です。
有名どころだとAmazonや楽天、オークションサイトなども含まれます。
EC運用は携わる業務内容が広く、飽き性な人にもおすすめな仕事です。
理由は以下の通りです。
・IT業界のため、変化が激しい
・携わる業務範囲が広い
・常に新しいことを学び続ける必要がある
・最新のトレンドに敏感な人が向いている
・SEOなどのマーケティング知識も求められる
・今後もニーズが拡大していくため、市場価値が上がりやすい
ECサイト運用には幅広い業務が含まれます。
例えば、
実際に商品を販売するサイトの「制作・管理」
どのような商品の販売するか、コンセプトはどうするかといった「商品企画」
商品の入荷・出荷や在庫などの「商品管理」
サイト内への集客や商品の売り上げを伸ばす「プロモーション」
ユーザーからの問い合わせやクレーム対応などの「アフターサポート」など
ECの運用にあたっての様々な業務を行う必要があるため、求められる知識や対応力が大きいです。
その分、個人の裁量が大きくフレキシブルな働き方ができるという魅力があります。
また、サイトへの集客や商品を売れるためのプロモーション企画を考えたり、
SNSを活用した発信活動を行ったり、マーケティングの知識も求められます。
7 ウェブデザイナー
HPを作成したり、広告のバナーをデザインするウェブデザイナーの仕事も飽き性な人に向いています。
理由は以下の通りです。
・SEOやデザインなど幅広い知識が求められる
・日々勉強し続ける必要がある
・型にとらわれすぎない柔軟さが必要
・裁量が大きい
・働く場所や時間の自由度が大きい
・独立しやすい
ウェブデザイナーもIT業界のため、変化が激しく常に最新のトレンドなどを勉強し続ける必要があります。
知識や経験があれば、独立して個人の力で仕事をとっていくこともできるため、自由度の高い働き方も可能です。
またデザイナーというクリエイティブな要素の高い仕事であるため、クライアントの要望に合わせて
自分なりの創意工夫ができる部分も魅力的です。
8 クリエイティブな仕事
「イラストレーター」「カメラマン」「動画編集者」「ライター」「ゲーム関連」などの
クリエイティブな仕事も飽き性な人に向いているといえます。
理由は以下の通りです。
・仕事の進め方に決まった型がない
・自分なりの表現を求められる
・働く場所や時間の自由度が高い
・独立しやすい
・クライアントの要求に応じて、求められるものが変わる
クリエイティブな仕事は、決まった正解がありません。
そのため、クライアントのニーズに合わせて常に自分を変化させていく必要があります。
自分の感性を最大限に活かしつつ、変化に対応していく仕事は飽き性な人にかなり向いているといえます。
飽き性な人の長所
1 変化を楽しめる
飽き性な人は、毎日同じことを繰り返すルーティンワークよりも日々変化を感じられる環境に身を置くことを好みます。
新しいこと、新しい環境、新しい挑戦に対して尻込みすることなく前向きに行動できるのです。
好奇心旺盛で様々な変化に対して柔軟に対応できる力は飽き性な人の最大の強みです。
現状維持では満足できないため、常に新しい刺激を求めてフットワーク軽く行動したり、幅広い分野の勉強をし続けることができます。
2 物事の上達が早い
飽き性な人は、初めて触れることに関しても要領よく身に着けることができます。
メンタリストDaiGoさんのブログによると、飽き性な人は脳のワーキングメモリ能力が高いのだそうです。
飽きっぽいということは、心的飽和が早いというです。心的飽和とは、もう十分だとか満足してしまう状況です。
この心的飽和と自己コントロール能力や注意力を司ってくれている脳のワーキングメモリーが関係しているようだとされています。
つまり、飽きっぽい人はワーキングメモリーが高いということです。ということは、ワーキングメモリーが高い人たちが得られる様々なメリットを得ることができるということです。ワーキングメモリーは短期記憶で一時的に記憶しておくための能力です。これはメンタルを安定させてくれたり集中力や注意力を発揮することにも関係していると言われているのでとても大切なものです。
引用元 Mentalist DaiGo official Blog 飽きっぽい人の意外すぎる才能とは (daigoblog.jp)
ワーキングメモリの高い人ほど、集中力が高く一つの経験から得られる情報量が多いです。
情報の処理能力が高く、初めてのことに対しての上達速度が速いということです。
そのため、日々の業務が同じことの繰り返しだとすぐに慣れてしまい、さらに新しいことを経験したくなるのです。
3 物事を関連付けて考えられる
飽き性な人は物事の上達が早いのと同時に、自分のこれまでの経験を新しいことに応用したり関連付けて考える能力が高いです。
これまでの経験から共通項を見出し、それを目の前のことに当てはめることで未経験のことに対しても柔軟に対応していくことができます。
「好奇心旺盛で何事にも挑戦でき、そこから多くのことを効率よく学習し、さらに新しいことにも応用できる」
この要領の良さは、変化の速い環境に身を置くことで大きな成果を出すことができます。
飽き性な人に向いていない仕事
飽き性な人に向いていない仕事は以下のような特徴があります。
・ルーティンワーク
・刺激や変化が少ない
・決まったやり方が求められる
・先行きが見えてしまう仕事
・人と接する機会がほとんどない仕事
具体的な仕事は以下のようなものです。
・事務や経理
・公務員
・品質管理
・工場の作業員
・警備員
・タクシーやトラックのドライバー
・コールセンター
自分の業務範囲が明確に決まっており、毎日同じことを繰り返すような仕事は向いていません。
また公務員や大企業の社員など、指揮命令系統がきっちり決まっている環境も居心地の悪さを感じるかもしれません。
まとめ
以上飽き性な人に向いている仕事や長所について書いてきました。
飽き性な人は物事が長続きせず、ネガティブにとらえられてしまうことも多いですが、
「変化の求められる環境」「挑戦と行動が求められる環境」などであれば、
非常にモチベーション高く働くことができます。
様々なことに興味を持つことができ、要領よく上達していける能力があるため、自分に向いている仕事を選ぶことで大きな成果を発揮することができるのです。
もし、「これまでの仕事が長続きしなかった」「継続力が無い」など
悩んでいる方は、今回の内容をもとに自分の働く環境や仕事を振り返ってみてください。
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