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マイペースな人の特徴と向いている仕事について。「仕事が遅い」も個性です。

こんにちは、ミヤモンです。

なんで自分はこんなに仕事が遅いんだろう・・
急かされるのがプレッシャー
マイペースな自分に向いている仕事ってどんなの?
自分のペースでできる仕事がしたい

このような悩みを抱えている社会人の方は多いのではないでしょうか?

「もっと要領よく仕事できたら」「なんで自分はほかの人みたいにテキパキできないんだ」と考えて自分を責めてしまったり、仕事が終わらなくて毎日ストレスで辛いという方も中にはいらっしゃるはず。

ただ、それは自分の「マイペース」という自分の性格に合っていない仕事をしてしまっているだけで、自分に合った仕事を見つけることで低ストレスかつ成果を出せる可能性があります。

今回は、マイペースな人の特徴や向いている仕事について書いていきます。

目次

マイペースな人の特徴とは

一般的にマイペースな人というと

・どんな時でも落ち着いている
・自分なりのこだわりがある
・周りの意見に左右されにくい
・自分の都合を優先する
・時間や期限にルーズ

などが思い浮かぶのではないでしょうか。

周りの状況を見て判断したり、空気を読んで行動するのが苦手なため、周りの人からすると
「ちょっとずれてる」「関わりづらい」
と感じられてしまうこともあります。

しかし、どんな時でも落ち着いた判断ができ、周りに流されずに自分を信じることができるのはマイペースな人の大きな強みです。

ここでは、マイペースな人の強みについて書いていきます。

1 どんな時でも落ち着いている

様々な場面で落ち着きを保ち、リラックスすることができるのは大きな長所です。

なぜならば、人は余裕がなくなったり焦っているときほど、ミスが増えたり判断を誤ってしまうからです。

身近な例でいうと、牛丼チェーン店で働くスタッフを想像してみてください。

休日のお昼時、店内は家族連れなどのお客さんで満席状態。

注文取ったり、片付けしたり、お会計したり、商品の提供準備したりやること多すぎて頭がぐるぐるしてきます。

そのような状況の中、とにかく早く動かないと焦ってしまうとお会計を間違ってしまったり、商品をこぼしてしまったりとミスが起き、余計に仕事が増えてしまったりますよね。

逆に、そんな状況でも落ち着ける人であれば、冷静に物事の優先順位をつけ、とにかくミスをしないことを意識して動くことができます。

多少仕事に時間がかかったとしても、確実に落ち着いて一つ一つのことをこなすことができるというのは、実は非常にすごいことなんです。

周りの環境や雑音に惑わされず、常に一定のパフォーマンスを発揮できる人は意外と少ないものですよ。

ちなみに、なんで牛丼屋で例えたのかというと、僕がアルバイトしていたことがあったからです。
僕もめちゃくちゃマイペースなので、とにかくミスだけはしないようにしてましたね。

2 自分の意見を持っている

マイペースな人の持つ、「周りの意見に惑わされず自分の考えを通す意志の強さ」は大きな長所です。

自分のこだわりや納得感を非常に重視するため、他責志向ではなく自責思考で仕事ができるためです。

人によっては、周りの人の意見によってコロコロ自分の考えを変える人がいます。

それは、単純に自分で主体性をもって考えていなかったり、自分で責任を負いたくないから他人に同調しているのです。

周りの人に何か言われたとしても、「自分はこう感じる」というのを大事にしているマイペースな人の存在は、時には衝突を生んでしまうかもしれませんが、客観的かつ公平であり信頼できるものでもあるのです。

また、自分が正しいと感じたものに対しては、最後までやり抜く意志の強さもあります。

3 自分の力量をしっかり把握している

マイペースな人は、自分の力量や状態を把握し、無理をしすぎないという強みがあるため、常に一定のパフォーマンスを発揮できます。

自分にできることを把握しているのはもちろん、自分の苦手なことを自覚することができているのです。

そのため、自分のキャパシティ以上の仕事を請け負ってパンクしてしまったり、自分のダメなところを責めてメンタルが不安定になるということがほとんどありません。

自分の性格や自分にとっての最適なやり方をしっかり把握し、長期的目線でコツコツ努力することができるのです。

4 基本的に穏やか

マイペースな人は、感情的になって怒鳴ったり、イライラすることが少ないです。

周りの影響を受けづらく、常に自分のペースで仕事をこなしていくため、精神的に追い込まれることが少ないからです。

また、先ほども書いたようにマイペースな人は自分の力量を把握したうえで計画的に仕事を進めます。

そのため、例え突発的な仕事が増えたりして自分の急にやるべきことが増えても、優先順位を付けたうえで落ち着いて対処することができる人が多いため、焦る素振りを見せないんですね。

マイペースな人特有の穏やかでのんびりした雰囲気は、多くの人にとって安心感を与えることができます。

マイペースな人に向いている仕事

マイペースな人の長所を理解したところで、実際にどんな仕事であればその個性を活かせるのか書いていきます。

マイペースな人に向いている仕事の特徴としては、次のようなものがあります。

・人とのかかわりが少ない仕事(一人でできる仕事)
・突発的な業務がほとんどない仕事
・クリエイティブな仕事
・自分のやるべきことが明確に決まっている仕事
・結果が重視される仕事
・長期的にコツコツ進められる仕事

具体的な仕事としては、

・自分のペースで進めることができ、作成物に対して評価されるライターやデザイナー、動画編集者といったクリエイティブな仕事

・プロセスよりも結果がすべての営業職

・自分の仕事内容が明確に決まっている事務職やデータアナリスト、データ入力

・人とのかかわりが少なく精神的に気楽な、トラックやタクシーのドライバー、清掃業や警備員

・スキルや経験を積み上げれば独立なども目指せる、プログラマーやシステムエンジニア

などが挙げられます。

また、スキルや知識があればフリーランスや在宅ワークなどで人の目を気にせず自分のペースで働くことも可能でしょう。


マイペースな人にとっては、職場の人とのコミュニケーションが細かく求められたり、
突発的な仕事やクレームが入る可能性の高い仕事はストレスに感じることが多いため、自分である程度の裁量をもって成果を出せる仕事で結果を残しやすいです。

マイペースな人に向いていない仕事

マイペースな人に向かない仕事には以下のような特徴があります。

・チームで動いたり、人とのコミュニケーションが多い
・自由度の少ない仕事
・クレーム対応が多い
・業務量が多くマルチタスクや作業スピードを求められる

具体的には、

・次から次にお客さん対応をしないといけないコールセンター業務

・作業スピードやマルチタスクを求められる製造業の生産ライン、秘書

・人とのかかわりが多く、業務量が多くなりがちな保育士や教師、看護師

などが挙げられると思います。

もちろん、マイペースだからと言ってこれらの仕事は絶対に避けるべきということは無いですが、
業務上突発的な仕事ができたり、業務量が多くなりがちなのは確かです。

これらの仕事を検討している際は、「働く環境」や「自分の適性」を事前にしっかり見極めたうえで判断することをお勧めします。

マイペースな人におすすめの仕事術

マイペースな人は、自分の意見をしっかり通す意志の強さや、どんな時も落ち着いて対応できるという長所がある一方、周りの人との連携に苦労したり、自分の都合を優先してしまったりなど、働いていくうえで問題を抱えてしまうことも多いです。

ここでは、マイペースな人が社会人として働く上で、最低限気を付けるべきことについて書いていきます。

現状、社内の人とうまく連携ができていなかったり、仕事がうまくいっていないなと感じる方は是非参考にしていただければと思います。

1 「確認する」というスタンスで報・連・相を行う

マイペースな人が組織で働く際に一番苦労するのはやはり周りの人との連携・コミュニケーションかと思います。

「後で報告しておけばいいや」「これくらいなら共有しなくてもいいかな」
と自己判断した結果、それが業務上のミスにつながったり、「なんで共有しなかったんだ」と怒られてしまった経験はあるかと思います。

また、何か気になることがあっても「機会があるときに聞こう」と考えて、結果そのままになってしまうということもあるかもしれません。

マイペースな人は、自分から人にアクションを起こすことの億劫さから、自己完結や自己判断してしまったり、先延ばしにしてしまう傾向があります。

その結果、周りの人から干渉が増えます。

「あいつは全然共有してこないからこっちからアクション起こさないと手遅れになる」と認識されてしまうからです。

そこでおすすめなのが、「確認のために」というスタンスで、ちょっとでも気になったことや仕事の進め方を日常的に誰かに聞くことです。

「この資料のこの部分ってこういう解釈で合ってる?」「この仕事って○○日までに出せばいいですか?」
など、自分ではこう思う、こうすべきと思ったことをあえてほかの人にも聞いてみるのです。

要は自己判断で仕事を進めることを防ぐんですね。

メールでもラインでもメモでも、方法は何でもいいと思いますが、重要なのは自分と周りとの認識のずれを減らしていくことです。

日ごろからちょっとでもこのような取り組みを行っていくことで、周りの人からの信用も高まり、余計な干渉をされにくくもなるため、自分の仕事を邪魔されることも減っていくのです。

2 納期や時間は必ず守る

「そんなの当たり前でしょ」と感じるかもしれませんが、社会人としてめちゃくちゃ重要です。

できて当たり前だからこそ、こんなことすらもできないと思われてしまうと信用が一気に落ちるからです。

特にマイペースな人は、時間や期限にルーズな印象を持たれがちです

周りの人からしても、「ちゃんと期限通りに仕事終わらせられるのか?」と不安になるため、どうしても過干渉にならざるを得ません。

そのため、「マイペースではあるけれど時間や納期は必ず守る人」という認識をもってもらわなければ、自分の裁量で仕事を進めることもできませんし、周りの人からの信用を得ることもできないのです。

時間やタスク管理の方法として、

・朝一に今日やるべきことのtodoを一分ほどで行う
・抱えているタスクをメモや付箋に書き、目の付くところに置いておく
・スマホのアラーム機能を活用する
・進捗確認シートを作り、周りの人からも仕事の進捗が分かるようにする

などがあります。

取り組めることから取り組んでみてください。

特にtodoリストは、その日にやるべきことも明確になり、頭もすっきりするのでお勧めです。

3 自分と違う意見にも共感はしてみる

仕事をしていくうえで、自分と違う意見の人と衝突してしまうことはよくありますよね。

マイペースな人は、自分の中にぶれない意見をしっかり持っているため、時には多数派の意見に納得できないこともあるかと思います。

しかし、ただ自分の意見を主張し続けるだけでは、周りの人からも「めんどくさい」「自己中心的」というレッテルを張られてしまいますので、いったんほかの意見も検討してみるという姿勢を示すことは大事です。

その際大事になるのが共感です。

「そういう考え方もあるよね」「確かにそうだよね」
といった、相手の立場を理解しようとする姿勢は、相手にとっても好印象です。

そのうえで「でも自分はこういう考え方もできると思うんだけど、どう?」と自分の意見を伝えるのです。

人には返報性の原理といい「自分がされたことは相手にも返してあげたい」という心理があるため、一度自分の意見を共感してもらった相手は、こちらの意見を一方的に全否定はしづらくなります。

自分の意見をただぶつけ合うだけでは、互いに感情的になり会話は平行線です。

一度こちらから相手の意見を受け入れたうえで、自分の意見も伝えることでより建設的な会話ができるのです。

マイペースな人が自分の個性を活かして働くには

以上、マイペースな人の特徴や、向いている仕事、向いていない仕事について書いてきました。

社会人として働く以上は、多かれ少なかれ人との連携や密なコミュニケーションが求められます。

そんな中で、自分のペースで仕事を進めたり、自分の意見を大事にするマイペースさんはストレスやしんどさを抱える機会も多いと思います。

マイペースな人が自分の長所を存分に活かすには、働く環境や働き方は非常に重要な要素です。

自分の希望の働き方の選択肢を増やすのに一番効率的なのは、スキルを磨くことです。

今の仕事をとにかく頑張り、職場内で裁量を持つのも一つの手ですが、
プログラミングやデザイン、動画編集など自分の専門性を磨けるスキルを身に着けることで働き方の選択肢は一気に増えます。

例えばフリーランスやテレワークなど、パソコンとネット環境さえあれば、どこでも働ける仕事であれば、期日と成果物のクオリティさえ気を付ければ煩わしい人間関係のストレスもかなり減らせます。

自分の長所を活かすためにも、これらのスキルを身に着けることもぜひ検討してみてください。

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