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経験者が語る短期離職後の苦労3選。お金のこと、転職活動のこと、メンタルのこと

こんにちは、ミヤモンです。

今回は、入社後3年以内の短期離職を2回経験している僕が離職後に苦労したことを書いていきます。

今の会社に入社してからまだ半年くらいしか経ってない。
もし辞めたらやっぱり苦労するのかな?
でも本当にしんどいからすぐにでも辞めたい・・

入社した会社をすぐに辞めてしまうといろいろ苦労するんじゃないかと心配になりますよね。

実際に僕も、

新卒で入った会社を2年半ほどで退職する

→転職後に入った営業会社を半年で退職する

など一般的に「短期離職」といわれる3年以内の離職を2回経験しました。

その中で僕が感じた短期離職者の苦労について実体験をもとに書いていきます。

なお、今回は「退職後、まだ次の就職先が決まっていない人」を前提に書いていきますので、それを踏まえて読み進めていただけると幸いです。

目次

短期離職すると人生終わり?

せっかく入社した会社をすぐに辞めてしまう自分は「甘い」「忍耐力が無い」と自己嫌悪に陥ってしまう人も少なくはないのではないでしょうか。

特に、新卒で入社した会社をすぐに辞めてしまった場合、経歴に傷がついてしまい「人生終わった」と絶望してしまう人もいるかもしれません。

しかし、実際には短期離職してしまう人というのはそんなに珍しいものでもないのです。

厚生労働省が発表している「新規学卒者と3年以内離職率」のデータによると、

令和2年度において、就職後3年以内の離職率は新規高卒就職者36.9%、新規大卒就職者31.2%

となっています。

000845304.pdf (mhlw.go.jp) 新規学卒者就職率と就職後3年以内離職率 厚生労働省

短期離職をすると経歴に傷がついてしまうのは間違いないですが、それは決して珍しいことではありません。

気持ちを切り替えて一刻も早く次の仕事を探すために行動することが大切になってきます。

短期離職後の苦労3選

「とにかくその職場から離れたい」「一刻も早く仕事辞めたい」という思いで短期離職してしまうと、

「お金のこと」「転職活動のこと」など何かと苦労します。

ここからは実際に僕が感じた苦労を3つ書いていきます。

1 お金が無くなっていく

仕事を辞めると一時的に収入がなくなりますので、バイトとかでもしない限り貯金は減っていく一方です。

特に「入社して1年足らずでの退職」「都内で一人暮らし」の人などは貯金も思うようにできていない可能性が高いので、収入がなくなるのは死活問題だといえます。

一人暮らししている人であれば、「家賃」「光熱費」「通信費」など毎月の固定費だけでも出費が大きいので、次の仕事を見つけるまでは「バイトなどで食いつなぐ」か「とにかく生活コストを下げて、早めに仕事を見つける」などする必要があります。

また、会社を退職するとこれまで給与から天引きされていた「健康保険料」や「年金」の支払いも自分で行わなければならなくなります。

これまで会社が折半して払ってくれていた分も自分で支払わなければならないため、想像以上に手痛い出費になります。

僕の実体験ですが、

お金が無くなる不安から「とにかく早く次の会社を見つけないと」と焦りすぎてしまい、

自己分析や企業研究が中途半端なままとにかく働きたい一心だけで求人応募しまくる時期がありました。

たとえ内定をもらえてもまた短期離職なんてことになっては本末転倒です。

短期のアルバイトを探すなどある程度生活の余裕を確保しつつ転職活動することをお勧めします。

2 転職活動がうまく進まない

短期での離職は面接先の企業側にとって大きな懸念点になります。

「うちの会社もすぐに辞めてしまうのではないだろうか」「忍耐力や適応力が無いのではないか」という印象を持たれてしまうからです。

企業が人を採用する理由は「長期的に自社で活躍してくれる人材の確保」であるため、すぐに辞められてしまうとその人にかけた教育費や人件費、採用費が無駄になってしまうのです。

そのため、転職の面接では前職を早期に辞めてしまった理由を必ず聞かれます

その際、面接官が納得できるような回答ができないとなかなか採用してもらうことは難しいです。

また、短期離職してしまうとその会社で身に着けたスキルや経験が少なく、自己PRの材料が思いつかないということもあります。

学校卒業後3年以内であれば、第二新卒としてこれまでの経験より今後の成長を見込んでくれる会社が多いですが、基本的に転職活動では実務経験が求められます。

「どんな仕事をしていたのか」「どんな経験があるのか」「マネジメント経験はあるか」など前職を通して身に着けたスキルなどを、新しいところでも活かすことができる人材を企業は求めているのです。

僕も2社目の営業会社は半年で退職してしまったため、次の会社でも活かせるような経験をアピールできず、ことごとく面接で落とされました。

もし、「前職を短期離職した理由をうまく説明できない」「面接で自己PRや前職の経験をうまくまとめられない」という方は、一度転職エージェントに登録し相談してみることをお勧めします。

無料で使えるうえに、相手は転職のプロなので転職活動に当たってのアドバイスはもちろん、自分の向き不向きなども客観的に分析してもらえます。

いくつかのエージェント会社に登録し、自分と相性のいいエージェントと会えた際は、求人の紹介などもしてもらうといいでしょう。

3 メンタルが落ち込みがち

これは人によるかもしれませんが、僕の場合仕事を辞めてしばらくするとすごくメンタルが不安定になりました。

「これからどうしよう」「次の仕事見つかるかな」「みんなは普通に働いてるのに自分は・・・」

などふとした瞬間にネガティブ感情が押し寄せてくるんですよね。

仕事辞めて最初の1,2週間くらいは開放的な気分になっていたのですが、時間が経つごとに仕事を辞めてしまったことへの後悔みたいのが出てきます。

転職活動中のネガティブな感情の正体は大きく2つに分かれると思うんです。

将来への不安

「どんな仕事が自分に向いてるのか分からない」
「次の仕事本当に見つかるのかな」
「面接を受けるほど自分のやりたいことが分からなくなる」

など転職先が見つからない不安や、自分の選択が正しいのかという迷いから将来への不安がどんどん大きくなっていきます。

転職サイトを眺めていても自分の適性が分からなかったり、面接を受けるとなんかちょっと違うなと思ったりして、自分が長く働ける会社なんて存在しないんじゃないかとメンタルが不安定になります。

なので、しっかり自己分析を行ったうえで転職に当たってのぶれない軸を早めに探しておくことが大事になります。

前職での経験を通して「自分に向いてると感じたこと」「絶対にやりたくないこと」「転職でかなえたいこと」
などをしっかり把握しておきましょう。

それによって企業選びがずっと楽になりますし、入社後のミスマッチも少なくなります。

劣等感が強くなる

就職活動をしていた際も感じたことがある方は多いと思いますが、面接で落とされ続けるとかなり劣等感が強くなります。

「あなたのことは必要ありません」と遠回しに伝えてくる不採用通知を受け取るたびに、何とも言えないやるせなさとか情けない感情が沸き上がってきますよね。

前職を早期で退職してしまった人の転職活動は想像以上に厳しいものになるため、それなりの覚悟が必要になります。

不採用になるごとに落ち込みすぎず、むしろその反省を活かしていく気持ちの切り替えが必要になります。

まとめ

以上、僕の実体験をもとに早期離職後の苦労について書いてきました。

入社した会社を短期で辞めてしまうとお金のこととか、転職活動で苦労することが多いです。

在職中に転職先を決めておければそれが一番いいですが、

「とにかく早く今の会社を辞めたい」「仕事が忙しすぎて転職活動の時間が取れない」

などやむを得ない事情の方もいますよね。

一刻も早く、自分に合った会社への転職を成功させるためにも「自己分析」や「エージェントを活用した効率的な転職活動」を重視することをお勧めします。

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